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子供が産まれた時に必要とされている物の1つにベビーカーがあります。
アカチャンホンポや西松屋などにベビーカーを見に足を運びましたが双子ベビーカーは置いてなく、1人用のベビーカーばかりでした。
少しくらいはあってもいいんじゃ?と思いましたが、双子が生まれる確率も確率なので無くても不思議ではありません。
インターネットで調べてみても1人用のベビーカーの情報は多いですが、やはり双子用ベビーカーの情報は少ないと感じました。
お店で試すことも出来ないし、インターネットの情報も少なく、当時の我が家と同じように悩んでいる方のお役に立ちたく、どのように考えて選んだかを共有できればと思います。
双子ベビーカーの種類と特徴
双子ベビーカーは横に2列に並ぶケースと、縦に2列並ぶケースの2種類に分かれます。
横型
- 横に並んで座るので簡単に二人の状態、表情が確認できる
- 横に並んで座るので一緒に世話することが出来る
- 横幅はあるが種類によっては電車の自動改札の車いすサイズの改札を通れる
- 横幅はあるが種類によってはエレベータの扉の幅サイズを通ることが出来る物がある
- 1人用を必要に応じて横に連結して横型双子ベビーカーにするタイプもある
縦型
- 前後に座っているので横型に比べると少しだけ世話しづらい
- 横型に比べると幅が細いので取り回ししやすい
- 横型に列に比べると幅が狭いのでエレベーターの乗り入れがしやすい
- 電車の自動改札の通過をしやすい。自動改札は通常の改札を通過することが可能。
- 縦に長いので交差点などでは先にベビーカーが出てしまうので注意が必要
- ベビーカーの前後で対象年齢が異なる
ベビーカーを選ぶ時の重要ポイント
ベビーカーを選ぶときにどこまで確認するべきかをしっかりイメージするのは難しいです。
ただでさえ双子育児という未知の世界に飛び込んでいるので、先の事は分からないことだらけです!
そこで、まずは重要な点を確認してベビーカーの候補を絞り、自分に合うタイプが分かってから細かい部分を確認していくことをお勧めします。
うちもベビーカー選びの時、どこまで気にしたらよいか分かりませんでした。
気になる点が1つ出てくると、そこからどんどん気になる事が出てきて収まりが付きませんでした。
1.【最重要】生活環境・動線の確認
今後は生活の一部としてベビーカーを使っていくことになります。
そのため、ベビーカーのことを考える前に自分の家の生活スタイルや動線を再確認しておく必要があります。
- 生活スタイル:一戸建て?マンション>、メインの移動手段は徒歩?車?電車?など
- 動線:買い物に行くならどこか?子供たちの定期健診に行く病院への移動・病院内の移動はどうか?など
購入したのは良いけど生活に合わなかった・・・とはなりたくないです。
2.動線の幅の確認
動線が分かってきたら、その中にある「幅」を確認しました。
ベビーカーがあるから行きたい場所に行けない!となるのを避けたかったからです。
主要な幅は次の通りでした。
注意しておく幅
- エレベーターの扉:800mm~
- 改札(1人用):550mm
- 改札(車いす用):900mm
- 車いす:630mm~700mm
古いタイプのエレベーターや改札だとサイズが異なる場合があるかもしれません。
しかし、基本的にはバリアフリーの観点から車いすを使われる方を考慮した幅になっています。
そのため、幅が広い横型の場合は車いすの幅やエレベーターの扉の幅を考慮すると支障はないです。
3.使い始める時期を想像する
1つ目の生活環境に繋がる部分が少しありますが、どれくらい成長してからベビーカーを使い始める・使い始めようと思っているかの時期をイメージしてください。
本当に「だいたい」で問題ないです!
すぐに外にお出かけして買い物やお散歩するのか、それとも当面は家の中で過ごしてある程度落ち着いてきてから外にお出かけするのか、などです。
ベビーカーによって対象年齢が変わってくるので、使い始める時期をイメージするのも大事と考えています。
ここまで考えると自分にあったベビーカーや方向性がなんとなく分かってくると思います。
後は細かい部分を見ることで自分にあったベビーカーに出会えるはずです。
細かい部分も全て見る必要は無くて、必要な部分・気になる部分だけ見ればOKです。
他のポイント
ここからは重要項目を押さえた上で意識したいポイントになります。
全てをしっかり確認するのがベストですが、生活環境によっては考慮しなくて大丈夫なポイントもあるので取捨選択してください。
日よけ(サンシェード)
その他の項目に入れましたが、その中でも重要な項目と思います。
太陽の日差しから守ってくれる日よけは、晴れの日にお出かけするときの必須アイテムになります。
双子ベビーカーの場合は、それぞれのシートでカバーできた方が調整しやすいので良いです。
日よけを使った時は日差しから守ってくれます。
一方で、熱がこもりやすい状態になるので長時間外に出るときは適度に日よけの中の温度の確認をしてあげた方がよいです。
暑そうだったら、日陰に移動してちょっと日よけを開けて風通しを良くするなどをして温度を下げてあげてください。
収納
ベビーカーに収納が付いていると便利です。
容量が大きい方と、なお良いです。
荷物はベビーカーに乗せて、親はベビーカーを押すことに集中した方が体への負担も少ないです。
収納が付属していても、そこに荷物が入れやすいかも確認しておくと良いです。
双子分のマザーズバッグは大きめになると思うので、これが収納部に乗せれるのでしたら最高です。
マザーズバッグが乗らない場合でも、二人分の抱っこ紐、買い物した時の荷物、子供達のおもちゃ等少し乗せれるだけでも負担は変わってきます。
ただし、ベビーカーに荷物を載せすぎると重くなって操作しづらくなるので注意が必要です。
参考
うちの場合は、マザーズバッグが大きめだったのでベビーカーに乗せることはできず、ずっと手持ちでした。
ベビーカーに乗せていたのは二人分の抱っこ紐と小さい買い物をした時の荷物くらいでしたが、それでも負担はかなり軽減されてました。
ただ、抱っこ紐は収納してウェストポーチみたいな形で装備していたのでベビーカーに乗せたことはほとんどありません。
なので、うちの場合は収納は無くても問題はありませんでした。
余談になりますが、ベビーカーに付属のドリンクホルダーは一度も使うことはありませんでした。
何か飲み物を購入する、ドリンクホルダーに購入した飲み物を置く、それを飲む をする余裕がなかったためです。
重量
ベビーカーが軽いに越したことは無いのですが、重いからダメというわけではないです。重いとベビーカーの性能が悪くなるとかありません。
ただ、重いとベビーカーを押したり、車に乗せる際に軽量な物と比べると力が必要になります。
しかし、この重さが許容出来る範囲であれば重点的に気にするポイントではないです。
我が家が購入したベビーカーは重たい方ですが「重いから無理!軽いのに買い替える!!」とはならなかったです。
畳んだ時のサイズ
ベビーカーはずっと広げているわけではなく、車の中に積んだり、家の玄関に収納したりするために畳むことになると思います。
車にベビーカーを積むことを考えられているなら、トランクの大きさによっては双子ベビーカーを畳んだ時のサイズが大きくて車に積めない場合もあるので確認しておく必要があります。
特に軽自動車に乗られてる方は注意です。我が家は元々軽自動車に乗っていましたが、双子誕生の際に車の購入が必要になりました。。。
畳みやすさ、広げやすさの確認
先ほどの話に繋がる部分がありますが、ベビーカーを車に積む時や車から降ろして使う時、玄関に収納する時、外にお出かけする時など、ベビーカーを畳んだり広げたりする機会が意外と多いです。
畳む・広げるのは出来るだけ容易な方が負担や手間が少なくてストレスを感じにくいので良いです。
最初は大変ですが徐々に慣れてくるので、大丈夫と思います。
背もたれ(リクライニング)、ひざ下サポートの角度調整
ベビーカーで寝た時、寝かせたい時、寝そうな時はリクライニングを調整して寝やすい体勢に変えてあげるとスヤスヤ寝てくれます。
横型ベビーカーの場合は、個別にリクライニング出来るかを確認しておいた方がよいです。
双子とはいえ、ベビーカーで同時に寝るとは限らないためです。
同時に寝てくれると思っていましたが、だいたいどちらか1人は起きてました。
調整機構としては、ひざ下の部分も調整できるベビーカーもあります。
フラットにすることで足を延ばして寝かせることが出来ます。
我が家のベビーカーにも付いていましたが、こちらは成長と共に使う機会が減っていきました。
ベルトの止めやすさ
赤ちゃんの時はあまり意識することないです。
しかし、成長してくるとぐずったりして素直にベルトを止めてくれない時が増えてきます。
そのためベルトは出来れば止めやすい方が良いです。
ベルトの長さ調整のしやすさ
赤ちゃんの頃はぐんぐん成長するので、ベルトの調整を小まめにしてあげる必要があります。
小さな手間にはなりますが、座らせた状態で調節するので、調整しやすい方が負担を減らすことが出来ます。
車輪のロック機能
傾斜になっている場所にベビーカーを止めてお世話をしたり、ベビーカーに荷物を積むときに動いて欲しくない時があったりするので、車輪のロック機構はあった方が良いです。
また、子供たちが動き始めるとベルトを止めるときに暴れてベビーカーが動いてしまって危ないこともあるので、こういうところでもロックがあると便利です。
子供たちの状況の確認
ベビーカーを押している時、特に子供たちが小さい頃は小まめに様子を気にする必要があります。
そのため、ベビーカーを押しながらでも状況を見るための、のぞき窓が付いていたり一部がメッシュ状で中が見れるようになっていれば、ベビーカーを止めてのぞき込むと機会が減るので便利です。
雨除けカバー(レインカバー)があるか
出先で雨に遭遇したり、止むを得ず雨の中をベビーカーでお出かけする場合があると思いますので雨除けカバーが付属している、もしくはオプションで購入することができるか確認しておくと良いです。
もちろん、お出かけの時は晴れて、使うことは無かった!となるのがベストです。
我が家はありがたいことにレインカバーを使う機会は、数回しかありませんでした。
対象年齢に注意
ベビーカーの対象年齢も調べておく必要があります。
縦型の場合、前と後ろで対象年齢が変わっているので、買ったけど使えない!とならない様に注意が必要です。
産まれてすぐにみんなでお出かけする機会は少ないと思いますので、まずはベビーカーの候補を見つけておいて、いつくらいから出かけれるか様子を見ながら購入すると良いと思います。
うちの場合は、産まれて早い時期からみんなで出かけるのが予想できました。
そのため産まれて間もなくから使用することができるベビーカーを産まれる直前に購入しました。
また、何歳まで使えるかもポイントです。
子供達の成長と共に買い替えしていくのか、1台を長く使うのかでも候補が変わってきます。
見た目
子供達が1番大切なのは間違いないのですが、双子ベビーカーを押すという貴重な機会なので親も何か楽しめた方が良いと思います。
そこで出来ることは見た目を楽しむことです!
形だったり柄だったりを自分の好みのものにしたり、個性的なものにすることで楽しくベビーカーを押すことが出来ます。
楽しみ方の例
うちは妻が柄物が好きで「双子育児を楽しみたい」という思いからベビーカーを選ぶときは性能だけでなくデザインにかなりこだわっていました。
妻が双子出産の不安な気持ちでいっぱいの時、双子が産まれた後の事をイメージ(例えば、かわいいベビーカーに赤ちゃんが乗っている姿を想像してみる など)しながら楽しんでいました。
そうすることで、双子育児に向けた楽しみを増やすと同時に出産の不安な気持ちを軽減していたので良かったです。
目立つ柄のメリット
目立つ柄のベビーカーを使って分かったことがひとつあります。
目立つ柄だと、お買い物の時に一時的にベビーカーから離れたとしても、どこにいるか見つけやすいというのがありました。
実際に使ってみると想定出来なかった発見があるんだなと思った瞬間でした。
双子ベビーカーを決めれない時の代案
双子ベビーカーは意外と種類があり、値段もそれなりにするので購入に失敗したくないという気持ちがあって選ぶのは難しいと思います。
そのようにな場合でも出来ることもありますので、不安にならず焦らずにいきましょう。
レンタルしてみる
ベビーカーを選びきれない時は、ベビーレンタなどでレンタルしてみて一度どういう感じか試してみる方法があります。
実際に使ってみることでどういう物が自分に合っているかが分かってくると思います。
ただし、双子用ベビーカーは少なくいつでも好きなものがレンタルできる状況ではない印象ですので注意してください。
気になるものがあれば思い切ってレンタルして試してみましょう!
1人用ベビーカー+抱っこひも
双子ベビーカーを選ぶのが難しかったり、ベビーカーが大きくてスペースを取ってしまう、重たいものを取り扱うのが不安といった場合の方法として、1人は1人用ベビーカーでもう1人は抱っこひもでお出かけするという方法もあります。うちもたまにこの方法を使ってお出かけしてました。
1人用ベビーカーだとスペースも大きく取らないですし軽いです(双子ベビーカー比)
この方法は親の負担が増えてしまうが難点としてありますが、重くて大きいベビーカーを使わずに生活することが出来ます。
中古品を購入して試す
先ほどのレンタルと似てますが、まずは何事もやってみないと分からないので、とりあえず購入してみて生活スタイルが分かってきてから改めてアイテムを揃えるという方法もあります。
双子ベビーカーが中古で売っている機会は少ないですが、シングルのベビーカーは中古でも種類が豊富です。
先ほどの方法の場合ですと、最初は中古で1人用ベビーカーを購入して、シングルベビーカー+抱っこ紐 の方法でお世話をしてみて、自分のスタイルが分かってきたら双子ベビーカーに切り替えるという方法があります。
【実例】我が家はどうしたか?
双子用ベビーカーが必要と分かった後、アカチャンホンポや西松屋などを見たり、子供が産まれた後の生活のことを色々と考えました。
妻のつわりがひどかったのと、今後の事が未知数すぎたので考えれた内容は正直少なかったです。
そんな中で考えた結果、横型のベビーカーを選びました!
購入したのはコサット(COSATTO)のSUPA DUPAです!
非常に見た目が派手で妻の趣味が反映された、かわいくて楽しいベビーカーとなっています(笑)
これを選んだ理由は次の通りです。悩んでいる方は是非参考にしてください。
選んだ理由
- 早い時期から乗せるの必要があったので横型ベビーカーを選択
- 電車を使った時の自動改札の通過やエレベータの使用に差し支えない幅サイズ
- 日よけがある
- それぞれのシートがリクライニング出来る
- 収納スペースがある
- 押しながら様子を伺うことが出来るのぞき窓がついている
- レインカバーが付属している
- 家庭の状況的に成長に合わせてベビーカーを変えることが出来そうになかったので、長く使えるしっかりしてそうな物がよかった
- 見た目を超重視!
色々と考えた方が良いと書きましたが、うちがベビーカーを購入した時はこれくらいしか考えることが出来ませんでした。それでも問題なく使うことが出来ています。
何も考えないのはダメですが、悩みすぎず考えすぎずに選ばれたら大丈夫と思います!
さいごに
1人用ベビーカーはかなり多くの種類がありますが、双子用ベビーカーも予想していたより多くの種類があって、どれを選ぶか悩みました。
そこで、しっかり確認したい点、確認した方が良い点、うちが購入する際に気を付けたことをお伝えさせて頂きました。
ベビーカー選びは非常に悩みますが、家庭環境に照らし合わせて重視したい点(うちの場合は見た目)を意識することで、本当に考えないといけないポイントはかなり絞られてきます。
ベビーカーの選び方はうちの方法も是非参考にしてみてください。
生活に合ったベビーカーを見つけて、一緒に楽しい双子ライフを送りましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。