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双子の娘達を育てていくための教育資金をどのように準備していくか?の我が家の考え方をご紹介します。
これは双子に限らずお子さんがおられる家庭では考える必要がある内容です。
次の様な方におススメ
- 子供の教育資金の準備方法を悩んでいる方
- どのような用意の仕方があるか知りたい方
目次
早期から教育資金を準備する目的
いつかは準備していく必要があるのは理解していましたが、育児で手がいっぱいでアクション出来ていませんでした。
育児が落ち着いてきたタイミングで教育資金について考え始め、まずはだいたいの金額を把握しておくべきと考えて調べました。
子供一人に必要な幼稚園~大学卒業(大学院除く、自宅から通った場合)までに必要な概算金額は下記でした。
子供1人の教育資金
- 全て国公立:約1100万円
- 高校のみ私立:約1200万円
- 高校から私立:約1500万円
我が家は双子なので、これの2倍必要です。
・・・無理(白目)
ということで、出来るだけ早い時期から取り組みが必要なことが判明しました。
準備の方法
教育資金の準備方法は下記があると考えています。
- 現金保有
- 学資保険
- ジュニアNISAで運用
それぞれのメリット・デメリットを考えました。
1.現金保有
現在、我が家はこの運用をしています。
口座開設キャンペーンなどで金利の高い口座を開設し、そこに貯金を移して運用しています。
メリット
- 任意のタイミングで現金を引き出すことが可能
- 金利により、預けた金額より高くなる
デメリット
- 金利が非常に低く、恩恵を感じれない
- インフレリスクがある(お金の価値が変わっても対応できない)
2.学資保険
子供の学費を貯めるための保険としてよく耳にします。
以下のような特徴があると考えています。
メリット
- 返戻率が設定されていて、満期時には支払った金額より増えて戻ってくる
- 医療特約などをオプションで付けることが可能
- 年末調整で生命保険料控除を受けることができる
デメリット
- 基本的に保険料を引き出すことが出来ない
- お金が必要となって途中解約した場合、元本割れする可能性が高い
- 満期でお金を受け取る際に税金がかかる場合がある
- インフレリスクがある(貯蓄額が決まっているのでお金の価値が変わっても対応できない)
3.ジュニアNISA
子供名義の証券口座を開設して金融商品を運用します。
メリット
- 年間80万円までは運用益に課税される20.315%が非課税になる(2023年まで)
デメリット
- 金融商品を運用するため価格変動のリスクがある
- 元本割れの可能性がある
どのように運用するのか
それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、我が家では下記で運用をしていくことにしました。
我が家の運用方針
- 現金保有
- ジュニアNISA
選んだ理由
【理由1】お金がすぐ動かせる状態か?
教育資金を目的の用途以外では使わない予定ですが、予想外の出費が必要になった時の対応として、お金が拘束されるのは避けたいと考えています。
準備方法別のお金の動かしやすさは次の通りです。
お金の動かしやすさ
現金保有:〇
- 貯金のため、いつでも使うことが可能
学資保険:×
- 基本的に満期になるまで使うことが出来ない
- 解約することでお金を使うことが出来るが、元本割れする
ジュニアNISA:△
- 18歳まで払い出しが不可だった
- 2020年の税制改正で、2024年以降は自由に払い出しが可能になった
【理由2】 特徴の理解
調べている中で、学資保険・ジュニアNISAそれぞれ以下のような魅力があることが分かりました。
(現金保有は、ひたすら貯金する事なのでここでは触れていません)
学資保険の特徴
学資保険は教育資金の準備をするだけでなく、医療特約などをプラスでつけることが出来るという魅力があります。
また、返戻率が設定されており、満期でお金が増えて戻ってきます。
会社や種類によって率は変わりますが、調べてみたところ毎月支払った場合、102~106%の返礼率でした(2~6%増えて戻ってくる)
2%の場合だと、100万円が102万円になって戻ってくるイメージです。
ジュニアNISAの特徴
価格変動のリスクがありますが、運用益は学資保険より大きいと考えています。
例として2021年4月から2023年まで毎月1万円を積み立て、そこから15年間複利で運用、年間リターン3%と設定した場合、投資額に対して205,235円増える結果となりました。
上限はありますが非課税の制度なので、運用益から税金が引かれません。
この点は大きいメリットです。
経済の状況によって当然リターンは変わりますが、1万円の積み立てと複利の運用でも大きなリターンが見込めると考えました。
ジュニアNISAの活用例については次の記事を参考にして下さい。
- 目的との照らし合わせ
双方魅力があって悩みますが、目的は「教育資金の準備」です。
学資保険の医療特約に関しては、自治体の補助(地域によって違いはあります)があるので不要と考えました。
もしも必要な場合は別途、掛け捨て型のシンプルな保険に入ります。(必要になる場合のことは考えたくないですけどね!)
教育資金の準備として学資保険を見た場合、返礼率の低さやお金が自由に引き出せない点が合いませんでした。
そのため、私は学資保険ではなく、リスクはありますがジュニアNISAでの教育資金の準備を選択しました。
まとめ
娘達の将来必要な教育資金の概算を調べたところ非常に高額であることが分かり、その準備方法を考えました。
子供1人の教育資金
- 全て国公立:約1100万円
- 高校のみ私立:約1200万円
- 高校から私立:約1500万円
現金保有と学資保険がるのは分かっていましたが、調べる中でジュニアNISAの存在を知りました。
そして、それぞれの特徴を理解した上で我が家は下記で準備を進めることにしました。
運用方針
- 現金保有(金利の高い口座を定期的に調べる)
- ジュニアNISA
金融商品の価格が下方向に変動しても大丈夫なように、ジュニアNISAと現金保有を組み合わせて準備していきます。
教育資金について色々調べる中でジュニアNISAの存在を知り、その魅力を勉強できたことは非常に有益でした!
早速ジュニアNISAの口座を開設して運用を開始しています。
ツイッターやブログでは「ジュニアNISA満額してます」というのを見ますが(すごすぎ!)、私には真似できませんので、まずは月5000円~1万円からスタートして様子をみながら増額/減額を検討していきます。
ボーナス月は多めに積み立てる計画です。
教育資金の準備は大切ですが、無理をしないで家計と相談しながら進めて下さい。
無理することで普段の生活に悪い影響が出るのは良くないです!
お子さんが小さいと教育資金のことまで気が回らないかと思いますが、これを機に早目の教育資金の準備を一緒に進めていきましょう!
ジュニアNISAは小額投資でも得られるものは大きいです。
知らなかった方は検討してみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。